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早期発見で可能性は広がります。
2018/09/14

発達障害における子供のコミュニケーション障害は、

早期発見し治療・療育することで改善できる可能性があります。

幼いうちから療育に取り組めば、発達の促進だけでなく、

周囲や本人が特性を理解し、対応方法や環境を合わせやすくもなります。

失敗体験から自信をなくす経験も少なくなり、二次障害の予防にもつながります。

発達障害は現在の医療では完治は難しいと言われていますが、

治療の目的は、単に症状を抑えることだけではありません。

発達障害への対処・治療には大きく分けて4つほど方法がありますので、その治療方法について紹介します。

 

行動療法

発達障害が原因で異常な行動を取ってしまう子供に対し、

自然な言動を一つひとつ教え、少しずつ学ばせていく、という治療方法です。

人間関係の築き方を学ぶソーシャルスキルトレーニング(SST)や、

会話力を養うコミュニケーション訓練などが、よく知られています。

 

心理療法

臨床心理カウンセラー、専門医師によるカウンセリングをはじめ、

お子さま自身が何に困っているかやその背景などを探り、うまくいく方法をトレーニングしたり、

また周囲の人の理解や環境の工夫によって、症状や困りごとの改善を図ります。

主な方法としては、力動的心理療法で無意識の行動パターンを発見する、

精神分析から問題行動の原因を探る、対人関係療法で人と接触する訓練を行う、などが代表的です。

お子さまの特性を理解した上で、得意な部分を生かし、苦手な部分を工夫し、

成功体験を増やし適応能力を伸ばしていきます

認知・言語、コミュニケーションに困難がある場合、言葉やソーシャルスキル、

感情理解や感情のコントロールなどのトレーニングを行います。

 

ペアレントトレーニング

ペアレントトレーニングとは、保護者さま向けの支援プログラムです。

ほめ方やお子さまに合った環境調整の方法など、接し方や特性に合わせた工夫・対処法を学ぶことが目的です。

ペアレントトレーニングを受けることで、お子さまとの関わり方のコツが分かり、

お子さまが療育で習得したことをご家庭でも引き出しやすくなります。

 

薬物療法

発達障害による症状を和らげるために、薬物を投与する場合があります。

薬の成分が脳内の神経伝達物質のアンバランスを改善・調整し、症状のコントロールを行います。

原則として6歳以上から処方が可能になります。

薬物は障害を根本的に治すものではなく、症状の緩和が目的です。

副作用が生じることもあるので医師とよく話し合い、容量・用法を守った服用を心がけましょう。

また、薬で症状が落ち着いている際に、スキルトレーニングなどを併せて行うことも重要です。

軽度なうつ状態の子供には抗うつ剤や抗不安薬(マイナートランキライザー)、

症状の激しい子供には抗精神病薬(メジャートランキライザー)を処方するなど、その症状を緩和させます。

 

まとめ

ここでは、子供のコミュニケーション障害について紹介しました。

発達障害における子供のコミュニケーション障害を改善するためには、早期発見・早期療育が重要です。

もし自分の子供に、コミュニケーション障害・発達障害の兆候がみられたら、

専門医師に相談して早めに治療することをおすすめします。


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