最近の子育てのキーワード、「自己肯定感」。
日本の子どもの自己肯定感の低さが注目され、国も教育改革に積極的に取り組んでいます。
今回は、自己肯定感の大切さについてお伝えします。
よく耳にするようになった「自己肯定感」ですが、具体的にはどういうものなのでしょうか。
「自己肯定感」とは、自分が自分であることに満足し、価値ある存在として自分自身で受け入れられること。
自分のいいところも悪いところも含めて、「自分はありのままでいいんだ!」と認められる感情のことです。
それはこれからの人生の軸となるエネルギーです。
一方、その逆はなにかというと、自分の存在を認められない「自己否定」です。
この自己否定の感覚が強くなると、後ろ向きな判断で行動が消極的になるとともに、
自分や周囲に対するネガティブな感情が高まり、自己肯定感が低空飛行を続けてしまうのです。
それだけ自己肯定感は重要な力であり、いわば生きる力の根幹です。
自己肯定感は、人生を切り開くチャレンジ精神のベースともなる、人がよりよく生きるためにとても重要な力なのです。
自己肯定感の有無は、子どもにどのような影響を与えるのでしょうか。
●自己肯定感が高い子どもの特徴
自己肯定感が高いということは、「自分の価値や力を信じることができ、自分を大切な存在だと思える」ことです。
そういう子は、自分の意見をしっかり持つことができ、健全な人間関係を築けます。
失敗してもめげずに挑戦を重ねて成長できるため、人生を力強く歩むパワーに溢れています。
●自己肯定感が低い子どもの特徴
大きく3つの特徴が懸念されます。
▶︎チャレンジ精神がない・失敗に弱い
失敗が怖くて挑戦ができません。要因は、自分への自信のなさ。
結果がすべてなので、失敗すると心が折れてしまい、その経験を乗り越えることができません。
▶︎人の目(評価)を気にしすぎる
嫌われるのが怖いため、常に人の顔色を伺い、自分の意見を言えません。
また、自分を認められないので、ほめられても素直に受け入れられません。
▶︎自己否定
自己肯定感が低いと、「怒られたのは自分のせいだ」「自分が我慢すればいい」とただ落ちこみ、
負のスパイラルにハマってしまいます。
名古屋市のにじのひかり教室は放課後等デイサービス、施設学習支援、家庭教師、メンタルフレンド、
全ての子に学習支援を行います。
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