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家庭でできる学習支援
2019/01/18

ADHDを抱える子どもは、学校で先生に叱られたり、クラスメートと喧嘩をしたりすることがよくあります。

重度な知的障がいがあるわけではありませんが、勉強の遅れが出やすい傾向にあります。

勉強の遅れを取り戻すために、親御さんはどのようにしてお子さんに手を差し伸べてあげればよいでしょうか?

前回に引き続き、親御さんが家庭でできる学習支援の例をご紹介していきます。

 

やることはメモに書く

注意欠陥のある子どもは、例えば、漢字の宿題と算数の宿題があった場合、

漢字の宿題だけ済ませて算数の宿題のあることを忘れてしまうことがあります。

これからやる宿題をメモに書いて忘れないようにするような支援が必要です。

その際には、「漢字の宿題」「算数の宿題」といった抽象的な書き方ではなく、

「漢字ドリルの何ページ」、「算数の何ページから何ページまで」のように具体的に書き示すとよいでしょう。

メモ書きは勉強に限らず「洗面所で歯をみがく」「勉強机にあるものを整理して片付ける」のように

日常生活でも活用するとよいでしょう。

 

子どもからの質問する回数を制限する

衝動性に著しい困難が見られる子どもの場合、

分からないことがあると「これってどういう意味?」「これって何のこと?」と逐一質問してくるケースが見られます。

このような時はどうしても分からない場合にだけ質問するように促します。

また、3枚の質問カードを作って、「3回までなら質問していいよ」と伝えることで抑制することができます。

 

時間を区切って勉強させる

集中力が散漫にならないように、あらかじめ勉強する時間を区切っておくとよいでしょう。

10分勉強したら10分休憩する、あるいは他のことをして、また勉強をするといった具合です。

この場合でも、「530分から宿題の漢字ドリルの何ページ」「540分から休憩でおやつ」のように

具体的にメモに書いて渡すと効果的です。

ちなみに、口頭だけの場合だと、おやつのことにしか頭に入らず、勉強のことを忘れてしまうことがあります。

 

読みやすい参考書、本を用意する

ADHDを抱える子どもは、行間の狭い参考書や特殊な字体を使った本を苦手とするケースがあります。

例えば、参考書の内容をノートに書き写す際に、

ノートから参考書に目をやった時にどこまで書き写したのか分からなくなってしまうのです。

なるべく文字が大きく、行間が広く、また色分けされた本を選ぶとよいでしょう。

念のためお子さんに「この本は読みやすい?」と確認するとよいでしょう。

書き写す場所に番号を振ったりマーカーで色を付けたりして分かりやすくしてあげるとよいでしょう。

 

問題が解けたら褒める

ADHDを抱える子どもは、

学校では「落ち着きのない人」「忘れ物の多い人」「注意しても分からない人」と見られがちで、

自分を褒めてくれる機会があまりありません。

その結果、「誰も分かってくれない」「何をやってもうまくいかない」と自己嫌悪に陥ることがあります。

家庭では、宿題が終わった時や問題が解けた時に褒めるとよいでしょう。

褒めることはお子さんの自信につながりますので、日常生活の療育においても必要なことです。


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